④【基礎知識】ローソク足やチャートについて学習しよう!
このレッスンではローソク足や
チャートについて学習していきます!
みなさんも一度は見たことがある
FXや株の値動きを表す画面。
以下の様な画面をチャートと呼びます。
実はチャートにも様々な種類があります。
バーのみで値動きを表示する「バーチャート」や
ラインのみで値動きを表示する「ラインチャート」
様々なチャートの種類がありますが、
一番メインで使うチャートは
以下の様な「ローソク足チャート」と呼ばれるチャートです。
ローソク足チャートは
FXで価格を分析するために
一番使用されているチャートで
FXトレーダーのほとんどは
このローソク足チャートを見ています。
また、ローソク足チャートの知識がないまま
FXで稼ぐことは出来ませんので
このレッスンで
ローソク足の基本的な知識を学んでください。
ローソク足の基本
まずローソク足の名称や味方について学んでいきます。
各パーツの名称
始値(はじめね)
ローソク足の開始時点の価格です。
終値(おわりね)
ローソク足の終了時点の価格です。
実体(じったい)
長方形の部分で、始値と終値の間の価格変動を示します。
通常、黒(または青)と白(または赤)の2色で表現されます。
黒色のローソク足は、終値が始値よりも高いことを示し
価格が上昇したことを表します。
逆に、白色のローソク足は、終値が始値よりも低いことを示し
価格が下落したことを表します。
高値(たかね)
ローソク足の期間中に達した最高の価格です。
安値(やすね)
ローソク足の期間中に達した最低の価格です。
ヒゲ
ローソク足の実体から上下に伸びる細い線で
高値と安値の範囲を示します。
ポイント
ローソク足は始値・終値・高値・安値・実体・ヒゲの
5つの要素で成り立っています。
終値が始値よりも高い場合は黒色(または青色)で表現され
価格が上昇したことを示します。
反対に、終値が始値よりも低い場合は白色(または赤色)で表現され
価格が減少したことを示します。
FX証券会社によって配色は様々ですが
色によって意味が異なる点に注意が必要です。
陽線陰線
ローソク足のチャートは
黒と白
青と赤の様に
色によって分けられていますが
これは陽線と陰線を表しています。
●陽線…始値よりも終値が高いもの
●陰線…始値よりも終値が低いもの
後々解説していきますが、MT4と呼ばれる
一番多く使われているFXのプラットフォームでは
以下の様に実体が黒いローソク足が陽線
そして白いローソク足が陰線となっていますので
覚えておいてください。
ローソク足1本が表す期間
ローソク足には始値と終値があると説明しましたが
「ローソク足は、どれくらいの長さの期間の推移を示しているの?」
と疑問に思った方もいるでしょう。
実はローソク足の期間は
5分足チャートや1時間チャートなど
見ているチャートの時間足によって異なります。
FXプラットフォームでは
時間足を簡単に切り替えて見ることが可能で
「5分足チャート」に切り替えれば
ローソク足1本は5分間の値動き
「日足チャート」に切り替えれば
ローソク足1本は1日の間の値動きを表しています。
時間足の種類
FXの時間足は短いものから長いものまでさまざまです。
FX証券会社やアプリにより指定できる時間足の数は異なりますが
これから使うMT4というプラットフォームでは
主に以下のような種類があります。
• 1分足
• 5分足
• 15分足
• 30分足
• 1時間足
• 4時間足
• 日足
• 週足
• 月足
チャート分析の目的によって
使用する足の長さが異なりますが
詳しくは後のレッスンで解説してきます。
まとめ
このレッスンでは「ローソク足」の見方や
「チャート」について簡単に解説しました。
ここで紹介したのは基本的な部分ですが
ローソク足とチャートについて理解が出来ないと
チャートの値動きから分析したり
予想をしたりすることができないので
しっかりとこの部分を理解して次のレッスンに進んでください。
次のレッスンでは「時間足」について学習していきます。