㉒【ファンダメンタルズ分析】ファンダメンタルズ分析をトレードに組み込む!

ファンダメンタルズ分析をトレードに組み込む!

FXの相場分析は

大きく分けてテクニカル分析とファンダメンタルズ分析があります。

どちらを重視するかはトレーダー次第ではあるものの

どちらか一方ではなく、

両方のポイントを理解し生かす事で、トレードの精度が上がります。

 

テクニカル派の方も、今回の記事で説明している内容だけは抑えておきましょう!


この項目ではファンダメンタルズの利用の仕方

トレードのポイントをまとめています。

 

ファンダメンタルズの基礎理解は以前の項目で記述しておりますので、

振り返りたい方は、こちらからご覧ください!
【しみたくFX/ファンダメンタルズ分析について学習しよう!】

ファンダメンタルズにお勧めな情報源

ファンダメンタルズの情報は

使いやすく有益な情報を発信しているサイト等を活用する事が必要です。

以下、お勧めの情報源をまとめました。

それぞれをご確認いただき

使いやすいと感じる媒体を定期的にチェックする癖を付けましょう。

・みんかぶFX
上場企業が運営する投資業界でトップクラスに有名、人気の投資情報サイトです。
最新のニュース、データ等、ほぼ全てが一つのサイトで揃っています。
https://fx.minkabu.jp/news

 

・Yahoo!ファイナンス
指標一覧、ニュース、各データの簡易チャート等が揃っています。情報量はみんかぶFXの方が圧倒的に多いですが、必要な情報をシンプルにまとめているため、簡単にチェックするには便利なサイトです。
https://finance.yahoo.co.jp/fx

 

・外為どっとコム公式YouTubeチャンネル
こちらは、証券会社が運営する公式チャンネルです。数多くある個人チャンネルとは違い、証券会社の運営のため、比較的精度が高く安全性の高い情報が提供されます。最新の動向を分かりやすく解説しています。但し、動画媒体のため、必要な情報を検索するような使い方ができないため、サイトを合わせて総合的に情報を得る事が大切です。
https://www.youtube.com/@gaitame_com/featured

 

ファンダメンタルズ分析をトレードに組み込む!

テクニカル分析に比べてファンダメンタル分析は

具体的なトレード手法というものが難しいものではありますが

知識としてテクニカル分析と組み合わせることで

トレードを有利に進めることができます!

以下は私しみたくが長年のトレード経験から得た貴重なトレードノウハウです。

・重要指標の前はポジションを取らないorポジションを減らす
経済指標は大小様々な指標がありますが

アメリカの雇用統計のような重要指標では

ドルを中心に多くの通貨ペアで激しい乱高下が起こりやすいです。

ポジションを持って指標の発表時間を跨ぐ場合

大きく利益側に動く可能性もありますが

逆にとんでもない損失になることもあります。

 

経済指標の結果チャートがどう動くかというのは

どんなプロトレーダーも完璧な予測ができません。

ですので経済指標を跨ぐトレードは

ギャンブルトレードと変わりませんので

重要な指標の発表前後には

ポジションをできるだけ持たない、または減らすのが無難です。

 

・経済指標の結果の見方
経済指標は発表時間になると

「結果」が出ます。

この結果が事前の市場予想「コンセンサス」より

いいか悪いかで相場の動きが変わります

 

重要度が高いほど相場の動きが大きくなる傾向があります。

予想より結果がいいときはもちろん

予想通りの場合も相場が好転することが多いです。

 

・経済指標の注目度
経済指標の注目度は、経済指標そのものの重要度もありますが

その週、または前後の日程で

他にどんな指標があるかによって、相対的に注目度が変わります。


重要度の低い指標でも

しばらく経済指標の発表がない期間が続いた後には

比較的値動きが大きくなることがあります。

 

逆に重要度の高い指標でも

それ以上に大きな指標がすぐあとに控えている状況であれば

市場の注目度はそちらに行っているため

あまり値が動かない事も多いです。

 

・指標発表前に長いレンジ相場であった場合
注目されている経済指標の発表までに拮抗状態が長く続くほど

発表を機にどちらか大きく動く傾向があります。

 

拮抗状態、つまりレンジ相場は売買のエネルギーが溜まっている状態のため

指標がきっかけになり大きく値が放たれます

 

・上位足の反転ポイントであればリバウンドを狙える可能性もある
大きな経済指標の発表後は乱高下をすることが多いですが

下位足では激しい乱高下に見えていても

上位足で見るとトレンドの押し目

または戻り目のちょうど良いポイントに位置していることがあります。

 

あくまで傾向ですが、そのような場合は

例えば上位足が上昇トレンド中に

指標発表後に良い押し目ポイントまで価格が急落してきた際には

逆張りのリバウンドで急反発を狙うことも可能です。

 

また、急落で重要なサポートゾーン等に到達した際にも

ピンポイントでリバウンドすることも珍しくありません。

 

このように、指標発表での乱高下でも

テクニカル分析が機能することがありますので

エントリーを狙ってみるのも良いかもしれません。

 

しかしその場合は、逆指値などのリスク管理は徹底

ポジション量も無理のないロットでのトレードが大切です。

 

・指標後の値動きの落ち着きを判断するには
経済指標には各国様々な指標がありますが

世界中の通貨に影響を及ぼすのが基軸通貨であるドルです。

アメリカの経済指標はどの国よりも注目されます。

 

アメリカの経済指標発表後

値動きの落ち着きや方向性を見るのに

米国債金利チャートを見るのがおすすめです。


価格チャートだけでは値動きの落ち着きをイメージしにくい時でも

先行して金利チャートが動きで示してくれることも多いです。


MT4では米国債金利チャートを見ることはできませんが

トレーディングビューというチャート分析ツールで見ることができます。


また、ブラウザではこちらのサイトからも見ることができます↓
https://jp.investing.com/rates-bonds/u.s.-10-year-bond-yield

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

経済指標後の値動きは完全に予測することは難しく

ギャンブルトレードはもってのほかですが

基本的な立ち回りとノウハウを知り

うまく利用するにより利益に繋げることができます。

 

ただし、普段のトレード以上にリスクはありますので

少しでも違和感を感じたり

市場の様子がおかしいと感じた場合は

無理をせず静観するという選択も視野に入れておきましょう。

 

では次のレッスンからは

「資金管理」について様々な事を学んでいきます。

 

ハイリスクハイリターンの

FXトレードで「資金管理」は非常に重要な技術なので

次のレッスンも見逃すしっかりと学習していきましょう!

 

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