⑫【テクニカル分析】サポートエリア・レジスタンスエリアを学ぶ

⑫【テクニカル分析】サポートエリア・レジスタンスエリアを学ぶ

サポートライン・レジスタンスラインは

基本的にして最強のテクニカル分析です。

 

サポートライン・レジスタンスラインをマスターしない限りは

どんな手法も役に立たないといっても過言ではありません!

 

サポートライン・レジスタンスラインは

もしかすると聞いたことがある方も居るかもしれませんが

凄く奥が凄く深いので

このレッスンでしっかりと学習していきましょう!

 

サポートラインとレジスタンスライン

テクニカル分析で水平線に引くラインは2種類があります。

サポートラインとレジスタンスラインです。

 

これらのラインは、チャート上で値動きの流れが変わるまたは意識される水平線のことです。

 

サポートライン

サポートラインは、値動きが下がろうとしても

そのラインに意識され値動きが跳ね返されるラインのことを言います。

サポートライン付近では、世界中のトレーダーや大口投資家の

買いの注文が溜まっているところで、価格がサポートラインに達すると

価格が上に跳ね返されます。

 

レジスタンスライン

レジスタンスラインとは、値動きが上がろうとしても

そのラインに意識され値動きが跳ね返されるラインのことを言います。

レジスタンス付近では、世界中のトレーダーや大口投資家の

売りの注文が溜まっているところで、価格がサポートラインに達すると

価格が下に跳ね返されます。

 

FXの世界では

全世界のトレーダーが意識している重要な節目になる

サポート&レジスタンスラインが存在し

このラインを常に意識してトレードすることが

FX勝ち続ける為の重要なスキルです。

 

サポートラインやレジスタンスラインは跳ね返されますが

いつかはブレイク(ラインを抜ける)する時が来ます。

 

しかし、ブレイクされた後もそのラインは役割を変えて機能し続けます。

 

ブレイク後のラインの役割も詳しく紹介していきますが

まずはこのサポートライン・レジスタンスラインを

どうやって見つけるのか・どうやって引くのかを解説していきます!

 

サポートライン・レジスタンスライン見つけ方・引き方

サポートライン・レジスタンスラインを見つけて

しっかりとトレードが出来る様になれば

それだけで専業になっているFXトレーダーもいるので

サポートライン・レジスタンスラインは

テクニカル分析の王様と言っても良いでしょう。

 

ラインを引くだけで簡単そうに感じますが、非常に奥が深いです。

 

サポートラインやレジスタンスラインを見つけ出すことは簡単ではなく

熟練度にもよりますが、10人のトーレーダーが居た場合

全員が同じ意識される水平線を引くとは限りません。

 

しかし、ほとんどの人が意識するであろう重要な水平線は上級者の方であれば

大体一緒な場所にラインを引くでしょう。

 

まず最初にサポートライン、レジスタンスラインなのかを気にせずに

何度も価格が跳ね返されたり

トレーダーに意識されている場所を見つけて

水平線にラインを引いていきます!

 

まず例として以下の様なUSD/JPYの日足チャートで

意識されそうなラインを引いていきます。

 

ライン①

まず以下の場所にライン①を引きました。

ポイントとしては黄色で囲った箇所に注目すると

価格が何度も跳ね返されていたり

明らかに意識されているラインだとわかります。

 

ライン②

さらにライン①の下にも意識されている場所があるので

ライン②を引きました!

黄色で囲った箇所に注目すると

ライン②付近でも価格が反発しているのが分かると思います。

 

ライン③

さらにライン①の上にも

価格が反発しているライン③を見つけたので引いていきます。

黄色で囲った箇所に注目すると

ライン③付近で価格が反発しているのが分かると思います。

 

ライン④

そしてさらにライン③の上にライン④を引きました。

黄色で囲った箇所に注目すると

ライン④付近で価格が反発しているのが分かると思います。

 

ラインを見つけるコツ

初心者の方はこの意識されているラインを見つけるのに

結構苦労するのですが

ラインを見つけるコツがありますので紹介いたします!

 

買い勢力と売り勢力の力関係が分かれる場所を探す

意識されているラインを見つけるために

あるラインを境にして買い勢力と売り勢力の強さが

分かれる場所を意識すると見つけやすいです。

買い勢力と売りの勢力の戦いだというイメージを持っていると

理解しやすくなります。

 

まず、ラインより下に価格がある時には

買いの勢力が頑張って価格を上にあげようとしても

まだ売りの勢力の力が残っているので

跳ね返すことができるのです。

 

しかし、売りの勢力の力は段々と衰えてきて

いずれこのラインはいずれ壊されてしまいます。

このことを「ブレイク」と言います。

 

さらにブレイクした後もこのラインは意識されます。

 

ブレイク後に価格がラインより上に上がってきたら

今度は買いの勢力が強くなり

ライン付近に価格が下がってきても

跳ね返されることが多いのです。

この様な原理で意識されるラインは掲載されています。

 

 

なので…

意識されているライン=買い勢力と売り勢力の強さが分かれるライン

ということに気を向けてチャートを見ると見つけやすくなります!

 

サポート&レジスタンスラインの定義

意識されるラインを引くことができれば、

引いたラインに対して今の価格がどの場所なのかで

サポートもしくはレジスタンスラインの区別ができます。

 

例えば以下の様な場面では

2つの赤い意識されるラインがあり

価格は①と②の上にある状態です。

サポートライン-レジスタンスライン

この場合は現在の価格は

意識されるライン①と②はより上にある状態なので

ライン①と②はサポートラインとなります。

 

では以下の場面はどうでしょうか?

価格がライン①と②より下にあります。

サポートライン-レジスタンスライン

価格が意識されるライン①と②はより下にある状態なので

ライン①と②はレジスタンスラインとなります。

さらに例を出していきます。

 

では以下の場面の様に意識されるライン①②③があり

ートライン-レジスタンスライン

黄色い丸枠に現在の価格がある時には

ライン①、②、③はサポートラインでしょうか?

もしくはレジスタンスラインでしょうか?

少し考えてみて下さい。

 

 

 

正解は…

  • ライン①…レジスタンスライン
  • ライン②…サポートライン
  • ライン③…サポートライン

となります!

ートライン-レジスタンスライン

少し混乱してしまう方も居るかと思いますが

意識されるラインが引けたら

価格がそのラインよりにある場合はサポートライン

上にある場合はレジスタンスライン

という法則を覚えていればシンプルに判断することができます。

 

まとめ

サポートライン・レジスタンスラインが理解できても

必ず実際にチャートを開いて自分でラインを引いてみて下さい!

 

実際にチャートを見てラインを引いてみると

中々見つけることが出来なかったり時間がかかったりしますが

次のレッスンでは、サポートライン・レジスタンスラインを

エリアとして認識する技法を教えていきますので

さらにサポートラインやレジスタンスラインの

技術を深めることができます。

 

サポートライン・レジスタンスラインから

サポートエリア・レジスタンスエリアと

ライン→エリアと認識を変えることで

さらに分かりやすく相場を理解することができますので

次のレッスンに進んでいきましょう!

 

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