⑬【テクニカル分析】サポート・レジスタンスの「ライン」を「エリア」にする

サポート・レジスタンスの「ライン」を「エリア」にする

前回のレッスンでは「サポートライン・レジスタンスライン」について

学んで頂きましたが

サポートライン・レジスタンスラインを引くときに

「やっぱり、どの場所を基準にしてラインを引けばいいのか分からない!」

「理解できても実際にラインを引くのは難しい!」

という質問を多く頂きます。

 

例えば以下の黄色い丸枠の様に価格が跳ね返されている場所を発見し

レジスタンスラインを引こうと思った時に…

全ての高値が全て同じ価格ではなくて

ばらつきがあるので

 

以下の様に一番高い①のラインなのか

もしくは、②のラインの様に平均した場所なのか

それとも一番低い場所の③のラインなのか

どの高値を基準にしてラインを引け良いか分からないですよね?

しかし…

サポートライン・レジスタンスラインではなくて

サポートエリア・レジスタンスエリアとして認識を変えることで

これらの疑問を解決することができますので

このレッスンでサポートエリア・レジスタンスエリアにする

技術を学習していきましょう!

 

ラインではなくエリアで捉える

前回のレッスンでは

サポート&レジスタンスラインの引き方を学びましたが

今回はエリアとして捉えるということを学んでいきます。

 

冒頭で少し解説しましたが、

ラインで引いてしまうとライン部分を意識しすぎてしまい価格が届かなかったり

どこにラインを引けばいいか分からないことが多々あります。

 

例えば、以下の様に最高値の部分のレジスタンスラインを引こうとすると

2つのラインが引けてしまいます。

レジサポ

ラインで認識すると

どっちのラインを残せば良いのか分からなくなりますが

以下の様にエリアとして囲うとわかりやすく迷いが生じません。

レジサポ

サポート&レジスタンスはラインを引くのではなく

エリアとして囲います!

レジサポ

 

エリアの囲い方

冒頭の質問をもう一度使って

エリアの囲い方を解説していきます。

以下の様にラインの候補が①、②、③と出てきたら

この全てをエリアとして囲みます。

さらに色々な場面を見ていきながら

サポートエリア・レジスタンスエリアの囲い方を

学んでいきましょう!

 

例えば以下の様に2つのレジスタンスラインを引くのではなく

この2つのラインをエリアとして囲います。

 

また、以下の四角で囲んだ場所の様に

レジスタンスラインをはみ出している部分場所があったら

その部分も含めてエリアとして囲います。

 

別のレッスンで詳しく解説していきますが

ラインから

以下の様にエリアへ変えていくと

大まかに相場を捉えることが簡単にできるので

シナリオを立てる時や

エントリー、決済をする時にも非常に役に立ちます。

 

まとめ

今回のレッスンで

サポート・レジスタンスの「ライン」を

「エリア」にするという技術を学習しましたが

この技術を使いこなす為に練習が必要ですが

実際に複数の通貨ペアのチャートを開き

サポートエリア・レジスタンスエリアを描く練習をしていくと

段々と上達してくるので、ぜひ練習をしてみて下さい。

 

では、次のレッスンで「ロールリバーサル」

というテクニカル分析を学んでいきます。

 

「ロールリバーサル」は今回学習した

「サポートエリア・レジスタンスエリア」

を使ったテクニカル分析で

エントリーするタイミングを決める時にも非常に役に立ちますので

次のレッスンでさらにテクニカル分析のスキルを高めてください!

 

次のレッスンへ進む