⑰【テクニカル分析】トレンドラインについて学ぶ

⑰【テクニカル分析】トレンドラインについて学ぶ

このレッスンでは「トレンドライン」

について学習していきます!

トレンドラインもFXだけでなく株や仮想通貨でも

応用することができる知識です!

相場が今どんな状況なのか

そして今後どう動いていくのかを

さらに深く分析ができるようになります!

 

トレンドラインとは?

FXに限らず株や仮想通貨等

チャートの値動きというものは

一見複雑で規則性がないように見えますが

実はその動きには

上昇、下降、横ばい(方向性なし)の3種類しかありません。

 

そしてそのチャートの方向性のことを「トレンド」と呼び

今どのトレンドにあるのかを分析するために引く

直線のことを「トレンドライン」と呼びます。

 

トレンドには「上昇トレンド」

「下降トレンド」がありますが、

上昇トレンド=まっすぐ上昇しているもの!というわけではなく、

上がったり下がったりジグザグしながら、

大局として上昇している

という一定の波の動きのことを「トレンド」と呼びます。

 

サポートラインとレジスタンスライン

トレンドラインには2種類あり

安値同士を結んだサポートライン

高値同士を結んだレジスタンスラインがあります。

 

 

サポートラインとは下値支持線とも呼ばれ、

価格が再びこのサポートラインまで下落した際には

このラインで下げ止まるだろうというラインとなります。

 

反対にレジスタンスラインとは上値抵抗線とも呼ばれ

価格が再びこのレジスタンスラインまで上昇した際には

このラインで上げ止まるだろうというラインとなります。

 

トレンドラインの引き方

上昇トレンドラインは、

切り上げた2点以上の安値同士を

サポートラインで結ぶことで引くことができます。

 

下降トレンドラインは、

切り下げた2点以上の高値同士をレジスタンスラインで

結ぶことで引くことができます

 

 

上昇トレンドにも下降トレンドにも該当しない場合は

レンジ相場と呼び、同じような価格帯で

上がったり下がったりを繰り返す動きとなります。

 

トレーダーによっては

レンジ相場を好み

水平に引いた

サポーとラインでまで下落してきたら買い

レジスタンスラインで売り

というトレード方法もあります。

 

トレンドラインの引き方に正解はなく

ローソク足の実体で引くトレーダーもいれば

髭同士で引くトレーダーもいますが

最初のうちは髭同士で引いた方が分かりやすのでおすすめです。

 

また、チャートには様々な時間足があり

1分足、5分足、15分足、1時間足、4時間足、日足、週足、と種類がありますが

トレンドラインはどの足でも引くことができます。

 

初心者のうちどんな規模でラインを引いたら良いかなど

難しいかもしれませんが

たくさん引いて練習することで

だんだんと機能するトレンドラインが引けるように上達していきます。

 

コツとしては、あまりローソク足を拡大しすぎず

ある程度引いてチャートを見ることで

相場の大局の方向性が見易くなります

 

トレンドラインを利用したエントリー方法

基本的には上昇トレンドラインの

サポートラインまで価格が下落してきた際に買いでエントリー

ラインを下回ったら損切り

 

下降トレンドラインの

レジスタンスラインまで価格が上昇してきた際に売りでエントリー

ラインを上回ったら損切り

という使い方ができます。

 

また応用では

サポートラインを下回ったら上昇トレンドが崩れ

トレンド転換で下降が始まることを狙った売りエントリー、

レジスタンスラインを上回ったら下降トレンドが崩れ

トレンド転換で上昇が始まることを狙った買いエントリー

というエントリーの方法もあります。

 

まとめ

トレンドラインは基礎的なチャート分析ですが

トレンドラインだけで勝っている

トレーダーもいる程重要ですので

しっかりと身に着けることができれば強力な武器となります。

まずは間違っていても良いのでたくさんラインを引いてみて

少しずつ良いトレンドラインを引けるように頑張っていきましょう!

 

では次のレッスンで皆さんも

もしかすると聞いたことがある

「順張りと逆張り」について学んでいきます!

 

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