⑯【テクニカル分析】チャートパターンについて学習しよう!4つのパターンを覚えれば大丈夫!
このレッスンでは「チャートパターン」
というテクニカル分析について学習していきます!
チャートパターンはFXだけではなく株や仮想通貨でも
多く使われるテクニカル分析です。
チャートパターンとは?
過去のある値動きのパターンから
将来の値動きを予測することができる
テクニカル分析手法を
チャートパターンと言います。
実はチャートパターンは
以下の様に数多く存在しています。
しかし、これらのチャートパターンを
すべて覚える必要があるのか
と言うと…
全て覚える必要はありません!
本当に覚えておいた方がいい
重要なチャートパターンは
4つくらいです。
実は他のチャートパターンというのは
トレンドラインや
サポートエリア・レジスタンスエリアを
マスターしていれば分かることで
逆にパターンを覚えて信用しすぎると
判断の邪魔になります。
なので、しみたくFXラボでは
4つのチャートパターンを絞って
効率よく学んでいきます!
4つのチャートパターン
しみたくFXラボで覚える4つのパターンは
以下の4つのパターンです。
①ヘッドアンドショルダーと②逆ヘッドアンドショルダー
③ダブルトップと④ダブルボトム
一番使うチャートパターンがこのヘッドアンドショルダーと逆ヘッドアンドショルダーです。
実際のチャートを見てみても分かりやすく発生率も高いです!
では、この4つのチャートパターンについて学んでいきましょう!
ヘッドアンドショルダー
ヘッドアンドショルダーは頭と両肩があるような形をしたチャートパターンです。
実際のチャートでは以下の様な感じで現れます。
実際のチャートでは
どちらかの肩が下がっていたり
上がっていたりするので
綺麗なヘッドアンドショルダーが現れることは稀ですが
頭と両肩とネックラインの考えが身についていれば
ヘッドアンドショルダーの判断ができるようになります。
ヘッドアンドショルダーのエントリー方法
ヘッドアンドショルダーでは売りエントリーを狙っていきます。
売りエントリーをするタイミングはネックラインを下回った時です。
逆ヘッドアンドショルダー
実際のチャートでは以下の様な感じで現れます。
一番使うチャートパターンがこのヘッドアンドショルダーと逆ヘッドアンドショルダーです。
実際のチャートを見てみても分かりやすく発生率も高いです!
ダブルトップ
ヘッドアンドショルダーは頭と両肩があるような形をしたチャートパターンです。
実際のチャートでは以下の様な感じで現れます。
実際のチャートではヘッドアンドショルダー&逆ヘッドアンドショルダーの様に
どちらかの肩が下がっていたり上がっていたりすることが多いです。
ダブルトップのエントリー方法
ダブルトップでは売りエントリーを狙っていきます。
売りエントリーをするタイミングはネックラインを下回った時です。
ダブルボトム
実際のチャートでは以下の様な感じで現れます。
ダブルボトムのエントリー方法
ダブルボトムでは買いエントリーを狙っていきます。
買いエントリーをするタイミングはネックラインを上回った時です。
ネックラインを引くときのコツ
サポートエリア・レジスタンスエリアを引く時と同じく
ネックラインもエリアとして囲むのが良いです。
特にヘッドアンドショルダー&逆ヘッドアンドショルダーの様な
山が3つある場合にはネックラインを線で決めようとすると
以下の場面の様にライン①なのかライン②なのか決めるのが難しい時がしばしばあります。
この様にネックラインとなる場所がいくつか出てきた場合には
以下の様にネックライン候補となる場所を全てエリアとして囲うとネックラインを捉えることができます。
ダブルトップ&ダブルボトムの変形パターン
ダブルトップ&ダブルトップは文字の通り2回跳ね返されるチャートパターンですが
実際の相場では様々な形が現れます。
ダブルボトムではなく、トリプルボトム(3回跳ね返される)だったり
ダブルトップではなく、4回跳ね返されたりします。
ダブルトップ&ダブルボトムの形だけを覚えいると
この様な変形パターンが現れた時に対処できなくなってしまいますが
なぜこれらのパターンが買いや売りのエントリーとして有効なのか
その根拠を理解すればネックラインだけこれらの変形パターンにも対処することができます。
ダブルボトムが3回跳ね返された時も以下の様にネックラインを使ってエントリーすることができます。
ダブルトップが4回跳ね返された時も
以下の様にネックラインを使ってエントリーすることができます。
変形パターンの場合でも
ネックラインは何回跳ね返されようが、場所が大幅にずれることはないので
ネックラインがしっかりと引けていれば対応可能なのです!
まとめ
このレッスンでは数あるチャートパターンの中でも
重要なチャートパターンについて効率よく学習できたと思います。
では次のレッスンで「トレンドライン」について学習していきます。
「レジスタンス・サポートエリア」と「トレンドライン」の
2つのテクニカル分析をマスターすると
格段にスキルが向上するので次のレッスンも
マスターしてください!